看護研修でのふりかえり

まだ検温や血圧測定くらいしかできないので
今回の研修では担当の看護師さんについてまわって
患者さんに許可をとってから一緒に入室して回るって感じでした(^^;

外科といっても多くの患者さんは,癌で大腸や肝臓を患っている患者さんが多かったです.
術後の回復過程,もしくはターミナルにさしかかっている方が多かったです.
だから,声かけもとっても慎重に患者さんを傷つけるようなことを言わないようにと
結構ビクビクしてすごした気がします.

でも「看護学生です.まだ勉強中の身ですがよろしくお願いします」と挨拶をすると
「がんばれよ~!!」って患者さん,そしてそのご家族から応援されたことは
ほんとにココロから嬉しかった☆(^^)

あともうひとつ点滴が怖いおばちゃんの患者さんがいて,
「オニーチャンの手が亡くなった旦那の手みたいやで握っとって~」
っていわれたのには,なんか胸に込み上げるものがあった.

先輩に話したら,「なんもできなくてもそれも立派な看護やよ~☆」
だとか,なんか非力でも少しは役にたてたんだなぁって感動した.
いわゆる「手当て」ってやつ??(*・o・*)

あと大腸癌で腸を切除した患者さんがいた.
どうやら,縫合不全をおこして疼痛で苦しんでた,でもだいぶ回復してきたから
話せるようになって,まぁ軽い冗談だと思うけど
「この痛みは切ったことがあるやつやないとわからんぞ~!」って良くいってて
「にーちゃんもいっぺん切ってみるか?」と言われてしまった・・・

こんなときなんて答えればいいのか・・・?と真剣になやんだ
相手の痛みや苦しみは想像するしかないし,できることをするしかないのだけど
とはいえなかった・・・
「そうですねぇ...」と濁すしかorz

まだまだ未熟もんっすわ

病棟以外で最も印象に残ったのは,肝臓摘出のオペに参加できたこと

目の前で電気メスで人体から肝臓が摘出され,癌の部位が切除されるのは
はじめてみた.てか肝臓がアルコール飲みすぎで肝硬変になっていたのも
目ですぐわかるくらいで印象的だった

教科書では学ぶことができないことが,たった5日間で山ほどあったです.
協力してくれた看護師さんや,医師,そして患者さんに感謝×2です!!><