大須にGo! #4

外に出てみると,今日は台風一過のせいか,すこぶる天気がよく日差しが強い(^^;
歩きながら,イタリアと日本の治安事情について話しながら
以前の職場の前を通る.すると狙っていたかのように会社の同期に遭遇.
日本人とイタリア人のペアをみて不思議そうに「なにしてんねん?」と残し出勤していった.
まぁそりゃそうだろうな,会社辞めた俺がイタリア娘を連れて会社の前あるいてんだから・・・笑
そのあとは,白川公園を横切り,大須に直行!
まぁフラフラと万松寺をみつつ,お稲荷さんの説明を必死でしてみたり
そこから日本のシャーマニズムを説明したり とにかくMartaの「なんで?どうして?」の
興味深々の質問に困ってしまいました(^^;
特に印象深く残っている質問は
「どうして日本人は,どこにでも鈴をつけたがるの?」
「みんな鈴が大好きでしょ?」
思わず「え・・・?」
そういわれるとそうみえるかも・・・
でもなんでだろう・・・?
「あー,日本人なのに自分達の文化全然知らないなぁ」と思った瞬間でした.
結局答えることのできないまま,おなかが空いたので,
スガキヤにGo!
(本当は味噌煮込みを食べさせてあげたかったんだけど,二人ともボンビーだったので…)
俺は温野菜ラーメン,Martaは肉入りラーメンを注文
Martaが何気なく箸を使ってたべていたので,びっくり(^^;
聞いてみると日本が好きだからイタリアでも箸を使って食べているらしい
(いあやぁ すげぇっすよまじ その意気込み 乾杯)
ここで面白かったのが,どうも麺類はパスタに慣れすぎてしまっているので
ラーメンを 「ズズーッ」とすすって食べるのには抵抗があるらしく
しかも,猫舌らしく,フーフーしてからうまく丸くまとめてから食べてたこと☆
ここでは,俺がイタリアのガイドブックを持っていたので
ローマは実際どんなとこなん?と聞いたりイタリア人の生活事情をきいたりした
そのお返しとして,俺は名古屋弁を教えてあげた.
ここで教えたのは,「・・・やら~?」等.
ローマの大学では標準語しか教えてくれないと不満をこぼしていたので
方言を教えてあげたらかなり,楽しがっていた♪
んで,そろそろスガキヤに長居しすぎて飽きてきたから
トイレだけ言っておくことをお勧めしておいた.
で,スガキヤを出発した.
するとおもむろに「あのお店のトイレ汚かった・・・」と・・・
なんともコメントしがたいキラーパスに戸惑ってしまった(^^;
さすが,イタリア人!思ったことは隠さずいうその率直さが素晴らしい!
それから,名古屋のお土産がほすぃらしかったので
大須ういろを紹介したら,甘いもの好きってことで
是非安かったら買いたいとの事.
早速,名古屋の銘菓大須ういろの老舗に直行!
「この抹茶の苦いのがすきなのです~☆」と抹茶ういろを手にとって
微笑むMarta.
妙に日本語がうまい上に,和菓子の醍醐味までわかってらっしゃる・・・
「コイツ できる・・・汗」
で,結局買ったのは小椋あずきと抹茶のミックスした「ういろ」を購入.
ついでに,「ういろ」のおいしい食べ方を店の人に聞いたので,教えたら
かなりのご満悦☆
この後に,大須観音の骨董市をみたりした.
でもたいしたものはなかったけど,古本に興味があるらしく古本屋とか
軽く見た.イタリアでは本が高いことと,日本の本がなかなかないので
結構真剣にみていた.
なんでも,夏目漱石太宰治を漢字のと日本語の辞書を駆使して読んでいるとか・・・
「読んだことがないの・・・」とコメントすると
「何で日本人なのに読んだことないの?いいことかいたるのにぃ」と
ダメ押し.
(あちゃー,俺もう日本人やめたほうがいいかしらん・・・)と思った.
中学の教科書の抜粋文ぐらいしか読んだことがない俺って一体.
そりゃ理系の書物は読みますよ!でも,イタリア人に文学書まで読まれてるんじゃ
もうね orz 言い訳は見苦しいですね・・・
で,次は骨董品のちゃんとしたお店に入る.
風鈴をみて,いい風鈴を買って帰りたいとのとこ.
でもガラス製は,音が好かないらしい,鉄製の伝統的なものがいいとか.
で,一つ一つ音を確かめて,この音は上品じゃないとか言う.
「この音どう?」ともきかれたので,「うん,いいんじゃないかな・・・」と
答えると「えー,ちょっと音の響き方が変だとおもうんだけど・・・」という始末.
(もしかして,前世は日本人だんじゃないかと思えてくる.)
結局選んだのは,値段も1300円で音もまぁソコソコ.決め手は「河童」のオブジェが
ついていたかららしい.かわいいかわいいといっていた.
でも冷静になって考えると,「この河童がカワイイの」といったことで,「河童」という
日本の妖怪をしっていることだ.
やはり,これは「読書量」のせいなのか・・・.恐るべし
でも,このままじゃ俺のメンツつぶれっぱなしなので
店員さんに「もちょっと安くならないかな・・・」と弱気に交渉
その甲斐あって,200円まけてくれた☆らっきー♪
Martaも安くなったことにかなりご満悦♪
(すまん,俺にできることはこれくらいさ・・・)